これで十分。

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

これで十分。

英語学習と、ミステリと、その他もろもろ。

イギリスのクリスマスは日本の年越し&正月に似ている

イギリスの思い出 イギリス文化 文化

[Sponsored Link]
 

今週末はクリスマスですね。12月は1年の中でも一番好きな月です。クリスマスの飾りが溢れる街の様子も、年末の慌ただしい雰囲気も、「ああ、今年も1年が終わるんだなぁ」と感じさせてくれます。そんなときにいつも思い出すのが、John Lennonの"Happy Xmas"の歌詞。

So this is Xmas

And what have you done?

Another year over

And a new one just begun

日本人の感覚からすると「クリスマス=1年の終わり」とは感じないのですが(だって大晦日までまだ1週間あるし)、イギリスでクリスマスを過ごしてみて、この「クリスマス=1年の終わり」という感覚がとてもよく理解できました。数年前、ロンドンで過ごしたクリスマスの雰囲気を記録しておきたいと思います。

 

イギリスのクリスマスは日本の年越し&お正月にそっくり!

f:id:sarubobox:20161222202855j:plain

12月23日(=日本の12月30日的な感じ)

スーパーは大混雑。クリスマス用の食材で溢れています。皆それぞれの故郷に帰省して、ロンドンの街はがらんとしてきます。

 

12月24日(=日本の大晦日)

どのお店もいつもより早めに閉まります。人々は夜の11時半頃から教会に出かけ、深夜のクリスマス・ミサに参加します。これは日本の大晦日の初詣に似ています。深夜0時には除夜の鐘ならぬ、教会の鐘が鳴り響きます。(ちなみに上の写真はセント・ポール教会のクリスマス・ミサに行ったときのものです。教会の裏側から撮ったので分かりませんが、表側は長蛇の列でした。セント・ポールは普段は入場料がいるのですが、クリスマス・ミサの時は無料になります!)

 

12月25日(=日本の元日)

イギリスでは25日は全ての店が閉まります。レストランもカフェもマックもスタバも全てお休み。そしてなんと、地下鉄やバスなどの公共交通機関も全部休み!イスラム系など「クリスマス関係ないし!」っていう人たちのお店は開いてたりもしますが、人も車も少なく、街はとても静か。この日はお家で家族と過ごす日です。女王のスピーチをテレビで聞いたり、教会のミサに出かけたりします。

 

12月26日(=日本の1月2日的な感じ)
ボクシング・デーと呼ばれる休日ですが、この日は冬のセールの開始日。朝早くからデパートに長蛇の列ができます。まさに日本のお正月の「初売り」

 

と、こんな感じで、12月25日を境に本当に年が変わるような雰囲気があります。そして、実際に1年が終わる12月31日は割りとあっさりで、友人同士でパーティしたり年越しの花火を見たりしながら新年を迎え、1月2日からは仕事始めです。

 

クリスマス・パーティは忘年会!

もう一つイギリスと日本が似ているのが、クリスマス・パーティです。12月に入ると、週末にはそこらじゅうのレストランやパブでクリスマス・パーティをしているグループを見かけるのですが、これ、完全に日本の忘年会です。職場や友人同士でクリスマス・パーティを開催するのですが、みんな酔っ払って、無礼講で、歌ったり踊ったり大騒ぎです。

一度、クラブ(ディスコ)のテーブル席で20人くらいでクリスマス・パーティをやってるのを見ました。すごい大音量の中、周りの人は皆踊っているのに、そのグループだけ黙々と食事してるんです!あんな騒がしい中では話もろくにできないだろうに…と思っていたのですが、もしかしたらそれが狙いなのかも?あまり仲が良くない職場だけど、クリスマス・パーティの開催&参加は半ば義務だから、話す必要がないような店を選んだのかもしれません。日本の職場の忘年会でもそういうのありそうです…(^ ^;

 

さて、日本の忘年会のようなイギリスのクリスマス・パーティですが、イギリスならではの必需品があります。これ、何かご存知でしょうか?f:id:sarubobox:20161222204313p:plain

実はこれ、クラッカー(Christmas Cracker)なんです!隣の人と2人でそれぞれが端を持って引っ張ると、中から宝物が…!

f:id:sarubobox:20161222204635p:plain

ジョークやなぞなぞ (riddle) が書かれた紙、ちょっとしたおまけ(この時はメモ帳でした)、そして、紙の王冠が入っています。

f:id:sarubobox:20161222204819p:plain

クリスマス・パーティでは、この紙の王冠 paper crownをみんな頭にかぶります!

なので、街を歩いていて、クリスマス・パーティをしている集団はすぐに分かるんですよね。だって皆紙の王冠をかぶってるから。いい歳したおじさん・おばさん達が紙の王冠をかぶって赤ら顔でニコニコしているのを見れるのも12月ならではです。

 

おしまい

ロンドン留学中に体験したイギリスのクリスマス。本当に貴重な経験でした。唯一、イギリスの悪名高いクリスマス・プディングに挑戦する機会がなかったことだけが心残りです。また行きたいなぁ。

これは私が子供のころから大好きなサンタの絵本。 この本のサンタも、イギリス流のクリスマスを過ごしています。

こちらの記事もどうぞ!