これで十分。

これで十分。

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今年買ってよかった育児漫画・育児コミックエッセイ【2016】

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今週のお題その2「今年、買ってよかった物」

2016年は新しい家族が増え、激動の1年間でした。初めての育児にてんやわんやする中で精神衛生上ものすごく助けられたのが育児漫画です。特に、新生児期。自分の体も回復していないのに、2、3時間おきの授乳。本当に辛かったです。経験してみるまでは、「2、3時間おきなら、間に2時間くらいは寝られるだろう」なんてアホみたいな考えでいました。実際には「授乳40分→寝かしつけ30分〜1時間」で1セットなんで、実質30分〜1時間くらいしか睡眠時間はありません。それが24時間続く。頭は常にボーッとしていて集中力ゼロ。大好きなミステリ小説も、びっくりするくらい文字が頭に入ってこない。人間、眠れないのがこんなに辛いとは。

そんな私を助けてくれたのが育児系の漫画・コミックエッセイです。当然ながら一番興味のある内容だし、漫画ということで集中力がなくても読める。ケラケラ笑って、ホロリと泣いて、「自分の子供もこんなに大きくなるのかな」と育児に対する将来の見通しをもつことができました。あの辛かった時期、本当に本当に助けられました。

というわけで、私の「今年、買ってよかった物」はダントツで育児漫画です。以下、オススメの育児漫画を紹介します!

ちなみに私が選ぶ基準の大前提は、Kindle版があること。赤子が寝ている横で部屋の電気をつけずに読めることが重要なので。

 

育児漫画の金字塔!東村アキコ『ママはテンパリスト』

 

育児漫画といえばまずはこちらですね。東村さんのご子息「ごっちゃん」の男児らしい奇行(?)をギャグ漫画化しているのですが、本当に面白くて笑いが止まりません!さすがギャグ漫画家!!全4巻で、最初はエッセイ風なのが、回を増すごとにどんどん「漫画」としてのクオリティが上がっていきます。私が大好きな話は、鬼シリーズ!「青山の青鬼」「赤坂の赤鬼」「高田のババア」のイラストが面白すぎます。この作品で東村アキコ・ワールドにはまり、「かくかくしかじか」「東京タラレバ娘」「海月姫」「メロポンだし!」「ひまわりっ」を読みました。「東村ギャグ」はベタベタなんですが、一度はまるともっと読みたくなる中毒性があります。

 

育児漫画界の黄金カップル!伊藤理佐『おかあさんの扉』&吉田戦車『漫画親』

 

作家同士の大物カップルって何組かいますよね。ミステリ界では、山村美紗&西村京太郎の泣く子もだまる2サス(2時間サスペンス)カップル。(この2人は結婚はしてないし、恋愛関係も公表していないけれど、共同購入した豪邸で同居していた。)青年漫画界ではバブル臭漂う紫門ふみ&弘兼憲史夫妻。そして育児漫画界での黄金カップルは、伊藤理佐&吉田戦車夫妻です!

一人娘「あーちゃん」(『漫画親』では「にゃーちゃん」)との日常について、伊藤理佐さんの『おかあさんの扉』ではラブラブな母娘関係で、吉田戦車さんの『漫画親』ではシュールな父娘関係で描かれています。一つの出来事が、それぞれの視点から描かれていることもあり、二人の漫画家の持ち味を比べて楽しむことができます。理佐さんから見た「戦車さん」、戦車さんから見た「理佐さん」が、それぞれ個性的に描かれており、吉田家の3人がとても身近に感じられる漫画です。

 

リアルのだめ&千秋?二ノ宮知子『おにぎり通信』

 

 『のだめカンタービレ』の大ヒットで秩父に「のだめ御殿」と呼ばれる大豪邸まで建てられた二ノ宮知子さん。男児2人兄弟の子育てエッセイ漫画ですが、メインは二ノ宮さんの「ダメ母ぶり」!というのも、こちらの家庭は二ノ宮さんが漫画を描いてお金を稼ぎ、育児と家事はすべて旦那様のPONさんが担当しています。あまりにも育児参加しなかったために長男に「パパが良い〜」と海老反りで抱っこ拒否されたり、手の込んだ料理を旦那さんに作らせたり、子供に与える名目で自分の好きなヒーロー戦隊もののおもちゃを買いあさったり、と二ノ宮さんの「ダメ母」ぶりが炸裂!まさに「のだめカンタービレ」ののだめと千秋のよう。「のだめカンタービレ」好きにおすすめ。

 

驚愕のマニアック男児!たかはしみき『カアチャン本舗 3さいくん育ててます』

 

のんびりほんわか系のコミックエッセイです。たかぎなおこさんのコミックエッセイ好きの方は、たかはしみきさんも好きなはず!妊娠時代を描いた『ニンプ道』、0歳〜1歳時代の『東京ひよっ子3人暮らし』、2歳期の『ますます! 東京ひよっ子3人暮らし~イヤイヤ大魔王降臨!試練の2さいくん編 』、そして3歳期の『カアチャン本舗』と続いています。どの本も主人公の男児「のっすん」が可愛くて大好きなのですが、私の一番のお気に入りは3歳期を描いた『カアチャン本舗』!

のっすんは車大好きの男の子なのですが、とにかく遊びがマニアック!「Youtubeのトミカ開封・解説動画ごっこ」や「警察24時ごっこ」など、おたく男子ぶりに笑えます。

 

永遠の少女漫画家!逢坂みえこ『プロチチ』&『育児なし日記vs育児され日記』

 

『永遠の野原』でおなじみ、逢坂みえこさんの育児漫画です。『プロチチ』はアスペルガー症候群の主人公(父親)が息子の「プロの父親」となる漫画。息子の行動を分析し、育児に関する全てのことをマニュアル化する主人公がコミカルに、そして共感的に描かれています。「アスペルガー症候群」という題材については賛否両論ある漫画ですが、私は主人公の直が育児に真剣に取り組む姿を楽しんで読むことができました。

『育児なし日記vs育児され日記』は逢坂さん自身の育児経験を描いたエッセイ漫画。同じ出来事に対して、親から見た視点の「育児なし日記」と、息子視点の「育児され日記」の2種類が描かれています。描かれている出来事は「育児あるある」が多く、特別に面白い話があるわけではないのですが、それが「子供目線」で描かれているのが新しいです。癒されます。この漫画のおかげで、自分の子供の育児中にも脳内で「子供目線ストーリー」が展開されるようになりました。

 

子育てブログが書籍化! 内野こめこ『うちのこざんまい』

 

育児ブログが書籍化されたものです。もともとブロガーさんだった方なので、絵柄やストーリー構成はプロの漫画家さんにはやはり及びません。だけれど、ブログ連載ということの最大の利点、「リアルタイムの育児」が事細かに描かれています。日々の育児の小ネタが丁寧に描かれていて、いちいち共感したり、考えさせられたりします。私は特に、息子のコウ君のイヤイヤ期に真摯に向き合う著者の姿勢が勉強になりました。

 

読んでて切なくなる漫画。七尾ゆず『おひとりさま出産 』

 

未婚だけど子供は欲しい、という著者が、結婚するあてのない彼氏から子種だけもらって妊娠し、ひとりで妊娠・出産・育児に臨む漫画です。これはAmazonのレビューを見ても本当に賛否両論。今のところ3巻まで出ていますが、バイトと漫画の収入のみの貧乏暮しや、借金ばかりの無責任な彼氏(子の父親)、母親との関係など、コメディタッチで描かれているのですが、読んでて苦しく切なくなります。親のエゴで子供をつくるな、という意見には大きく同意しますが、子供のために健気にがんばる著者は応援せざるを得ない。というか、生まれた子供のためになんとしてでもこの本が売れてくれ!という気持ちです。著者が子供を作った経緯にモヤっとする方は手を出さないほうが良いかもです…。

 

テンションの高さに笑う!ナナイロペリカン『たまご絵日記』

 

こちらも人気ブログが書籍化されたもの。本記事で紹介した漫画は男児ものが多いですね。男児の方が女児に比べてネタになりやすいのかな?これは珍しい女児もの(2人姉妹)です。著者のナナイロペリカンさんのワンオペ育児での奮闘ぶりが、テンション高く描かれていて、クスクス笑いながら読みました。現在3巻まで出ていますが、1巻では生まれたばかりのタマコちゃんが、3巻では妹のキミコちゃんが誕生してすっかりお姉ちゃんになっています。

 

おしまい

以上、私が今年買ってよかった育児漫画でした。この他にオススメがあれば教えてください!

ちなみに、今リアルタイムで楽しく読ませていただいている育児ブログは、はてなブロガーのイメトモさんのブログ。ショウちゃんもダイちゃんもネタ豊富すぎて面白いです。イメトモさんの4コマ漫画スキルもどんどん上達されていて、毎日楽しみにしています。

www.hahalife0.com

 

 

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