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英語学習と、ミステリと、その他もろもろ。

洋書で現代ミステリ!英語学習にオススメのミステリ・シリーズ

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私の英語力の大方は多読で身についたものだと思っています。

私が洋書にはまったきっかけはハリー・ポッター。2巻まで翻訳版を読んでいて、3巻の翻訳が待ちきれずに洋書に手を出しました。最初は英語で読むことに抵抗があったのですが、物語の面白さに引っ張られ、スルスルと最後まで読了。その後はハリー・ポッター・シリーズは全部英語で読んでいるし、ミステリやラブコメ系や中心に洋書多読に励んでいます。

洋書で読むことの唯一のメリット。

翻訳されていないものが読める!

洋書を読むようになって、日本語に翻訳されていない面白い本がたくさんあることに気づいたんです。書店で日本語の本棚を見てたら気付かないんですよね。「洋書」という選択肢ができて、読書の「新しいドア」が開きました。

そして、英語学習もかねて洋書を読むなら、ミステリのシリーズ物が最適だと思っています。理由は以下のとおり。

 

1. 英語が難しすぎない

ミステリ小説って、高尚な文学作品や難解な専門書とは違います。基本的には娯楽の一つです。幅広い読者層が想定されています。なので、英語は比較的分かりやすい表現や単語が使われています。

 

2. 物語の結末が知りたいので、読み進められる

当然ですが、ミステリの基本的な終着点は「犯人はだれか? Who done it?」、「トリックは?How done it?」、「動機は?Why done it?」です。そこを読者が知りたくなるように伏線をはり、徐々に物語を展開させ、結着させます。もちろん、ミステリ以外のジャンルでも物語の力で読ませるものはあります。だけれどミステリの場合、ジャンルとして「定型」ができてるんですよね。つまり、ハズレが少ないんです。途中まで読んで、「もう読まない」という確率が低い気がします。

 

3. シリーズ物だと、1冊読了したら次が読みたくなる

同じキャラが出てくるシリーズものだと、読み終わった後に次の本がある、という高揚感があります。「早く次を読みたい!」というモチベーションこそが、多読での英語学習の原点だと思っています。

また、私は新しい本を読み始める時、日本語・英語関係なく「面白くなかったらどうしよう」「最後まで読めないと嫌だな」という不安感があります。特に洋書だと、「最後まで読めない」=「英語学習失敗」というイメージがあるのか、ダメージが大きいような気がするんです。なのでシリーズ物は安心して読み始められる、という点で洋書を読むハードルを低くしてくれます。

 

というわけで、私のオススメの現代ミステリ・シリーズを紹介します!

シャーロック・ホームズとかポアロとか、古典と呼ばれるものは含んでいません。ここ20年間くらいのものです。紹介順は英語の難易度順(あくまでも私の主観)です。ちなみにKindle版だとものすごく安いものもあるのでオススメです。

 

「ハリー・ポッター」シリーズ

難易度:中級

紹介するまでもないくらいの大人気シリーズですね。児童書なので、英語はそんなに難しくありません。ただ、アメリカ人の知人によると、呪文とか独特の固有名詞が多くて読みづらいらしいです。その点、私の場合は2巻まで日本語で読んでいたため世界観や魔法用語は完璧だったので、全く難しさは感じなかったです。また、英語ならではの楽しみとして、ハグリッドなど登場人物の話す方言をじっくり味わえるというところもあります。

7巻で完結し、今年は続編の舞台脚本が出ていることで話題です。


Harry Potter: The Complete Collection (1-7)

 

「ハンナ・スウェンソン」シリーズ

難易度:中級

アメリカのミネソタでクッキー屋さんを営むハンナが、近所でおこる殺人事件を解決していくシリーズです。人気シリーズで、日本語にも翻訳されています。

この本の魅力は、なんといっても出てくるお菓子!本のタイトルが"Chocolate Chip Cookie Murder"(邦題「チョコチップ・クッキーは見ていた」)や"Strawberry Shortcake Murder"(邦題「ストロベリー・ショートケーキが泣いている」)というようにお菓子の名前が必ず入っています。そしてそのお菓子が事件を解く鍵となっている。ミネソタの田舎町、同じ登場人物、事件の鍵となるお菓子、そして素人探偵ハンナ。まさにコージー・ミステリです。

本ではお菓子のレシピまで紹介されていて、それがまたすごく美味しそう!いつか作ってみたいです。現在、19巻まで出ています。


Chocolate Chip Cookie Murder (Hannah Swenson Mysteries)

 

「ヘザー・ウェルズ」シリーズ

難易度:中級

アメリカのラブコメ小説の人気作家、メグ・キャボットのミステリ・シリーズです。舞台はニューヨークの大学寮。その寮で次々とおこる殺人事件を、元歌手で今は寮のスタッフをしているヘザーが解決していくシリーズです。コージー・ミステリなんですが、ヘザーがちょっと暗い過去を持っている点が、物語を重層的にしています。

そして、このシリーズが面白いのは各本のタイトル。

"Size 12 is Not Fat" サイズ12はデブじゃない

"Size 14 is Not Fat, Either" サイズ14もデブじゃない

"Big Boned" 骨太なだけ

アメリカの「サイズ12」は日本では11号。Lサイズです。スタイルのいいニューヨーカーに囲まれて暮らす主人公のヘザーは、「サイズ12はアメリカで平均的な体型」と開き直りながらも自分の体型を気にしています。おそらくアメリカの多くの女の子の心の叫びをタイトルにしているのが、人気作家メグ・キャボットらしいです。

現在、5巻まで出ています。今調べて知ったのですが、この本も翻訳本がでているようです。


Size 12 Is Not Fat: A Heather Wells Mystery (Heather Wells Mysteries)

 

「ロバート・ラングドン」シリーズ

難易度:中〜上級

こちらも言わずと知れたラングドン教授シリーズですね。ちょうど今、映画「インフェルノ」が公開される前で、やたらとテレビCMを見ます。 私は「ダヴィンチ・コード」までは日本語で読んで、「ロスト・シンボル」と「インフェルノ」は英語で読みました。

英語としては基本的には中級なのですが、専門用語とか、ちょっと難しめの英単語が出てくるので、中級〜上級としました。実際に私も、この2作は途中で数ヶ月頓挫し、また再開して読了しました。まぁこれは英語の難しさというより、物語の展開のせいかもしませんが。ちなみに、私は第1作の「天使と悪魔」が一番好きです。ローマ大好きなので、何度読んでもワクワクします。


Angels & Demons

  

「ミレニアム」シリーズ

難易度:中〜上級

こちらも海外ミステリ・ファンなら誰でも知ってる名作です。1作目の「ドラゴンタトゥーの女」はダニエル・クレイグ主演でハリウッド映画化もされています。

舞台はスウェーデン。1作目は主人公の雑誌記者ミカエルが、田舎の富豪から依頼をうけて、龍のタトゥーをもつリスベットとともに事件の真相を探ります。2作目以降はリスベットが事件にまきこまれ、彼女の過去が明らかになるにつれ闇の組織が浮かび上がる、という社会派な展開です。まだ日本語の翻訳が出版される前に、新宿の今はなきジュンク堂の洋書コーナーでイチオシだったので買って読み始めました。とにかく面白くて、あっという間に最後まで読みました。著者は3部作を書いたところで亡くなっているんですよね。3部作を読んだ後はしばらく「ミレニアム・ロス」から抜けられないほどでした。昨年、別の著者から4作目が出版されましたが、こちらは今読んでいるところなので感想は後日追記します。

この本、もともとはスウェーデン語で書かれています。英語版はスウェーデン語を英語にしたもの。そのせいか、英語は少し読みづらかったです。固有名詞はスウェーデン語のままだから頭に入ってきづらい(発音が想像できない)し、覚えにくい。原書の雰囲気を再現したからかわかりませんが、使われている表現も硬い印象があります。だけれどストーリーが読ませるので超オススメです!


The Girl with the Dragon Tattoo (Millennium Trilogy)

 

以上オススメの5シリーズでした。

 

 

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