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ロンドンのフリーペーパーが面白かった

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ロンドンの街中にはフリーペーパーがあふれかえっています。だいたい、地下鉄の入り口近くで配ってたり、カートに山積みになってたりします。記事内容が日本のフリーペーパーや新聞と違っていてとても面白い。さすがパパラッチやタブロイド誌の国、という感じです。写真に撮っていたのがあったのでご紹介します。

 

フリーペーパーはたくさんの種類がありますが、今回写真があるのは"London Evening Standard"。ロンドンのローカル・ニュースがメインの新聞です。ネットでも記事が読めるようですが、紙の新聞の方が趣があって良いです。無料なのにA3判で60ページ超えの超大作!まぁ、ほとんど広告なんですが。

 

1、2面は普通の社会面で面白みに欠けるので、まずは3面。

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「ロンドンで最もアツいテーブル」という記事です。読んでみると、ロンドンのセレブが気にするのは、「どこのレストランが流行っているか」ではなく、「どこの席に座るか」ということ。同じレストラン内でも、どこのテーブルに座らせられるかでセレブリティのランキングがされているらしいです。だから、ロンドンのセレブは有名なレストランには行かない。なぜなら、レストランに行ったら自分よりもっと有名なセレブが一番良い席にすでに座っているかもしれないから。そして、どの有名人が、どのレストランの、どのテーブルに、座っていたかも書かれています。

これ、私の脳内ではドラマSex And The Cityのキャラクターで再現されました。サマンサが人気店に行ったら、自分のライバルが自分より良い席に座っているのを見て激怒するような… 日本でもセレブの間ではこういうヒエラルキーがあるんですかね?別世界なので想像ができませんが。

 

さらにページをめくって4〜5面には、教え子と性交渉をもった先生についてと、離婚裁判で勝訴した奥さんの記事。

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教え子と関係をもった先生(30歳)の記事では、教え子の女の子(15歳)が「彼は罪悪感をもっていたけど、私から誘ったの」という証言が載せられています。日本の新聞ではそんな証言見たことないですよね。証言する方も、それを記事にする方も、なんかいろいろすごい。

離婚裁判の奥さんの記事は、夫が財産隠しをしていて財産分与を逃れていたのがこの度きちんと離婚の賠償金を得られるようになったというもの。驚いたのは、この奥さん、全く無名の一般人ということ。日本で言うところの「世田谷区在住の小川さん」みたいな。それが、新聞でこんなにでかでかと取り上げられるなんて!

 

そして、最後に天気予報欄。

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この予報によると、ロンドンのこの週の天気は、

今日 はじめに雨が降り、その後は乾燥した天気でしょう
明日 いい天気ですが、一時雨が降るでしょう
金曜 ところにより晴れ、にわか雨があるでしょう
土曜 おおむね明るく、一時的に太陽が照るでしょう
日曜 おおむね良好ですが、時おり曇るでしょう
月曜 暖かく、いい天気でしょう たまに強風があります

イギリスって雨が多い、ってイメージありますよね。住んでみて分かったのですが、雨がずっと降っているのではなく、通り雨(shower)が1日のうちに何回もあるんです。だからこの天気予報のように、「晴れ」「曇り」「雨」が1つになった予報マークが正解。

そういえば子供の頃、『マガーク少年探偵団』シリーズを図書館でよく借りて読んでいました。イギリスの児童文学なのですが、主人公たちが雨でも傘をささずに走って移動したり雨宿りする描写が頻繁に出てきて印象的でした。当時、「イギリスには傘がないのか」と子供ながらにものすごく不思議に思った記憶があります。今考えれば、通り雨ですぐに止むのが分かっているから傘をささないんですね。こういうことを実感として理解できるのが異文化体験の面白いところです。

 

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