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ロンドンで深夜に鳴り響く怪音。その正体とは

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キュイーーン!キュイーーン!キュイーーン!!

 

ロンドンに住んでいる時、何度この不快音を耳にしたでしょうか。それもなぜか夜中ばかり。

 

その正体は、"Fire Alarm" 火災報知器です!

 

ロンドンは建物が古く、また、江戸時代の長屋作りのように、ひとつなぎの建物を複数の家で共有していたりします。地震も台風もハリケーンもないぶん、火災が一番の懸念事項。というわけで、どのマンションのどの部屋にも火災報知器がついていて、避難訓練(fire drill)もあったりします。

もちろん私の住んでいた学生寮にも各部屋についていました。そして、これが本当によく鳴る!しかも夜中に!!たしか、1週間に1回くらいのペースで鳴っていたような気がします。

 

ある時は深夜2時。熟睡していたら突然、キュイーン!キュイーン!キュイーン!警告音が半端じゃないくらい爆音なんです。そしてとても面倒臭いことに、この音を聞いたら直ちに建物の外に避難しなければいけません。どうせ誤報だろうし無視して寝ようかな、と思ったのですが、近隣の部屋の人たちが移動する音が聞こえたので、仕方なく外に出ました。このとき避難してたのはイギリス人ばかり。イギリス人は、おそらくこういう「火災報知器鳴る→避難」というのに慣れているのでしょう。アジア人の友達は誰も外に出て来てなかったです。だって夜中の2時ですからね。幸い私の部屋は玄関に近かったので真面目に避難しましたけど。ちなみにこの時の火災報知器の作動原因は、誰かが「部屋でドライヤーを使って靴下を乾かしていた」とのこと。ドライヤーで靴下を乾かした時の湯気で火災報知器がなるなんて、性能良すぎです。


そしてある時は、ちょうど寝入りばなの深夜0時頃。またか〜、と思いながら外へ。今回のはなかなか報知器が鳴り止まないので、ほとんどの寮生が外へ避難していました。作動原因が分かるまで、寒い外で15分くらい待たされました。私は用心して暖かいコートを羽織って外に出ましたが、避難してる人の中には半袖とかバスローブの人も!クリスマス前の話ですからね。かわいそうに震えていました。結局このときの作動原因は、鍋でご飯を炊いていた日本人が、炊飯しているのを忘れて放置→鍋が焦げて煙発生!いい迷惑です。

 

はたまたある時は、お気に入りのカフェでランチを食べていた時。聞きなれたキュイーン!キュイーン!キュイーン!の音が鳴り響く店内。店員さんの指示で全員が店外に出されます。音がなっているのは同ビル内の隣のスーパーでした。煙など出ていないけれど、なかなか原因が特定されず、結局消防車まで来ました。いくら待っても警報音が解除されないので、お客さんは皆帰っていきます。お金なんて払わずに!私も店員さんに代金を払って帰りたいと言いに行ったら、「伝票は店内だし、レジも使えないし、別に払わなくていいよ」との返答。ありがたくご馳走になりました。

 

ちなみに、私の住んでいた寮では避難訓練はなかったのですが(実際に誤報で避難訓練しまくってたし)、友人の住んでいた学生寮では避難訓練が予告なく実施され、それを無視して避難しなかったら、罰金(!)が科されるとのことでした。

 

というわけで、こういう火災報知器ネタは留学生の間では「ロンドンあるある」として鉄板でした。

 

↓ちなみにこれはこれは寮に設置してあった防火ホース。こういう消防設備は充実しています。

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